今までももクロ4人の舞台とかドラマは当て書きが強くて見てなかったのだけど。
すくってごらんの脚本家だから面白いよとノフ仲間さんに言われ、見に行きました。
結果的に、おかわりしました。
ストーリーは、自分に自信のない就活中の玉野栞里が世界に転移して、
知り合った大江戸一座の人と、謎の少女かなやっことの交流で自分の夢を思い出していく…、というお話。
お話としては王道なんだけど、大団円を見ていると、ついついほっこりしてほろりとしてしまう…。
で、「かなやっこ」という存在と大江戸一座のいる世界は、しおりが作った世界で、あのとき私(かなやっこ)は逃げてきたんだよ、ということしか情報がなく。
で、座長も実は転移してきた、と聞くと、あの世界のさあやもおれんも、何かしたらマイナスな感情を抱えてきて逃げてきた人たちなのか?とも思ってしまう。
しおりが世界を作ったときと座長が来た時間軸がずれるし、じゃぁ座長は何年あの世界にこもってるのよ?という疑問が出てくるのだけど。
1回目に見たときは気づかなかったけど、2回目にかなやっこを見ると、かなりわざとらしかったりして、2回見ると、発見がある。
みんながしおりを歌姫と勘違いしているとき、「あーららー?どうすんのー?」って顔で一人だけ俯瞰して見てる。
クラゲの「ダンシング」って言葉を知っているし、
しおりの言う「ファン」を「御贔屓さんってことね?!」ってさりげなくフォローしてる。
あと、彩羽真矢さんね!市之亟で2枚目をやってて、最後にスカートはいて踊るんだけど、
衣装がぱっと変わった瞬間、歌声もアイドルに変わってて。
おぉ!と小さく声が出てしまった。
しおりは最後、もとの世界に戻ると思うんだけど、
多分歌手を目指したりはしないで、今まで興味あったけど自身のなかった業界を受けるとか、かなやっこに背中押されたこととか、一座での活躍を思い出して
ちょっとずつ自身持ちながら頑張っていくんだろうな、と思いました。
二部のセトリも、現実のしおりかな?と思うセトリで。夢をテーマにしてた気がする。
ポポン
孤独の中に鳴るBeatっ!
モノクロ
走れ!
だったかな。
そのせいか、孤独の「君」がかなやっこに見えてくるようになりましたw
これ、DVDで見たいなぁ。
初めの大江戸一座が出てくるシーンと、最後の祭りは、メインじゃない人たちもそれぞれで演技しているから、定点カメラの映像でもう一度余すことなく見たいなと思います。